倦怠感、疲れが取れない、眠い
考えられる原因
睡眠不足(睡眠時無呼吸症候群も含む)、肝機能障害、甲状腺機能低下、貧血など
放置するとこんなことが
睡眠時無呼吸症候群が重症であった場合、持続する低酸素血症にて脳卒中、心不全など致命的な状態に至ることがあります。
医師からの提案
まずは、病気の有無をチェックします。
肝機能障害、甲状腺機能低下、貧血については血液検査でわかります。また睡眠時無呼吸症候群については、当院で簡易検査できますので、チェック可能です。
病気でない場合は、未病の可能性があります。
セルフケア
生活習慣の改善:睡眠時間は6−7時間は確保したいです。睡眠負債を減らしましょう。
睡眠薬代わりに寝酒の習慣がある方も改善しましょう。睡眠の質の低下を招き、肝機能障害にも繋がります。肝機能が低下すると疲労回復が遅れますし、老化が早いと言われています。
ストレスによる自律神経の乱れも原因となります。自律神経は交感神経と副交感神経から成っています。よく例えられるのが、車になぞらえて交感神経はアクセル、副交感神経はブレーキの働きと言われます。それぞれが協調してタイミングよくスイッチしながら臓器をコントロールしています。そのコントロールが乱れると車が事故を起こすように病気へと向かっていきます。(つまり未病の状態)
病気になる前の早めの状態で改善していきたいです。他の病気と同様ですが、健康維持のためには早期発見早期改善が重要です。