ご挨拶
院長 網岡 英世
院長の網岡英世(あみおか ひでよ)と申します。
アルパークに隣接するこの地に循環器診療を主体とした内科医院を1990年9月1日に開設し、地域の皆様の健康管理に専念して参りました。
2024年4月より、長男 網岡道孝(あみおか みちたか)が副院長として診療に加わり、不整脈治療、心不全治療がより充実しました。循環器疾患と関連が深い高血圧症、糖尿病、高脂血症、腎臓病の診療をさらに充実させながら、新型コロナウイルス感染症など新興感染症に対しても十分な対応ができるよう努めていきたいと考えております。
略歴
1973年 | 修道高等学校卒業 |
---|---|
1980年 | 鳥取大学医学部卒業 |
1980年~ | 広島大学病院での研修、 土谷総合病院(消化器・循環器) 広島大学医学部第一内科医員、医学博士取得 |
1990年 | 新井口内科循環器科開設 |
所属学会
- 日本内科学会
副院長 網岡 道孝
初めまして、2024年4月より赴任しました網岡 道孝と申します。
私が小学1年の時に当院が開院しました。患者さんやご家族の生活背景にも目を向けながら地域医療に従事する父の背中を見て私も医師としてこの地域に貢献したいと思うようになりました。
臨床研修医を経てからこれまで循環器内科医として広島県内の総合病院に勤務して参りました。循環器全般に携わってきましたが、専門は不整脈と心不全です。高齢化に伴い心房細動を中心に不整脈患者さんは増加の一途を辿っております。病院勤務が最後となった2023年度は200例のカテーテルアブレーション手術を執刀しました。多くの患者さんをフォローしていく中で、時に不整脈診療の難しさを痛感しながら一人一人に最善の医療が提供できるよう努力して参りました。本年度より当院へ勤務しておりますが、廣島総合病院と尾道総合病院にて引き続きカテーテルアブレーション治療をお手伝いさせて頂いております。
また心不全は高齢者と切っても切り離せない疾患です。心不全治療薬は近年パラダイムシフトを迎え大きく変化しています。心不全のガイドラインは60〜70歳のデータを基に作成されていますが、現実にはより高齢者を視野に入れて診療にあたる必要があります。高齢患者さんにとって最適な心不全治療を目指しデータ化したことを山下武志先生よりご評価頂きました。医者人生で嬉しかったことの一つです。日々の循環器診療とそれに基づく臨床データでの論文執筆の二刀流で循環器診療に貢献してきたと自負しております。
この度期待を胸に地元へ戻って参りました。しかしながら循環器疾患を診るだけでは足りません。家庭医療を誠実に実践し、暮らしの中でお困りのことをなんでも相談できる「かかりつけ診療所」を目指したいと思います。まだまだ未熟者ですが持ち前の明るさと探究心を活かし、父と共に地域医療に貢献できるよう日々精進して参ります。何卒宜しくお願い致します。
略歴
2009年3月 | 日本医科大学 医学部卒業 |
---|---|
2009年4月 | 県立広島病院 (初期臨床研修) |
2011年4月 | 土谷総合病院 (後期研修) |
2013年4月 | 広島赤十字・原爆病院 |
2015年4月 | 広島大学病院 (大学院) |
2019年4月 | 尾道総合病院 (部長) |
2023年3月 | 廣島総合病院 (循環器内科 不整脈 主任部長代理) |
資格など
- 医学博士
- 日本内科学会 認定内科医
- 日本内科学会 総合内科専門医
- 日本循環器学会 循環器専門医
- 難病指定医
所属学会
- 日本内科学会
- 日本循環器学会
- 日本不整脈学会
論文
- Amioka M, Kinoshita H, Sairaku A, et al. Impact of ABO blood type on the risk of atrial fibrillation recurrence after catheter ablation. Am Heart J Plus. 2024 Mar 15;40:100384. doi: 10.1016/j.ahjo.2024.100384. PMID: 38586426; PMCID: PMC10994962.
- Amioka M, Sanada R, Matsumura H, et al. Impact of SGLT2 inhibitors on old age patients with heart failure and chronic kidney disease. Int J Cardiol. 2023 Jan 1;370:294-299. doi: 10.1016/j.ijcard.2022.09.059. Epub 2022 Sep 27. PMID: 36174820.
- Amioka M, Nakano Y, Ochi H, et al. Ser96Ala genetic variant of the human histidine-rich calcium-binding protein is a genetic predictor of recurrence after catheter ablation in patients with paroxysmal atrial fibrillation. PLoS One. 2019 Mar 6;14(3):e0213208. doi: 10.1371/journal.pone.0213208. PMID: 30840693; PMCID: PMC6402671.
- Amioka M, Sairaku A, Nakano Y, et al. Diagnostic performance of the N-terminal pro-brain natriuretic peptide to detect an increased left atrial pressure in patients with persistent atrial fibrillation. Clin Chem Lab Med. 2018 May 24;56(6):e147-e149. doi: 10.1515/cclm-2017-0903. PMID: 29306914.
- Amioka M, Sairaku A, Ochi T, et al. Prognostic Significance of New-Onset Atrial Fibrillation in Patients With Non-Hodgkin's Lymphoma Treated With Anthracyclines. Am J Cardiol. 2016 Nov 1;118(9):1386-1389. doi: 10.1016/j.amjcard.2016.07.049. Epub 2016 Aug 12. PMID: 27600461.
- Amioka M, Shiode N, Kawase T, et al; HERO (Hiroshima Heart Study Group) Investigators. Causes of very late stent thrombosis investigated using optical coherence tomography. Intern Med. 2014;53(18):2031-9. doi: 10.2169/internalmedicine.53.2177. Epub 2014 Sep 15. PMID: 25224184.