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生活習慣病

新井口内科循環器科の一般内科は、生活習慣病予防及びその管理をメインとしております。生活習慣病とは、高血圧、糖尿病、高脂血症、高尿酸血症、肥満、脂肪肝、禁煙などがあります。

生活習慣病を予防または治療する理由は、その多くが動脈硬化性疾患、つまり脳梗塞・心筋梗塞といった血管系の病気につながるからです。

脂肪肝は、悪くなると肝炎→肝硬変→肝臓がんの流れに繋がるので、やはり早期改善を心がけることが重要です。

生活習慣病以外では、花粉症や喘息などアレルギー性疾患、COPD(慢性閉塞性肺疾患)などの呼吸器疾患、便秘、胃炎など消化器疾患や、胆石・胆嚢ポリープ・膵炎、および、生活習慣病の脂肪肝を含めた肝臓、胆嚢、膵臓などの消化器疾患、そして肥満が原因になることが多い睡眠時無呼吸症候群などがあります。

これらは遺伝的な原因もありますが、多くは生活習慣が絡んでおり、一般内科で扱う疾患は「ほぼ生活習慣病」と言っても過言ではありません。

また、生活習慣の管理となると、その方の全身管理につながります。つまり体全体を整えること、それが当院の一般内科が目指しているところです。

かかりつけの方が体の不調に対し、どこに相談に行ったらいいかわからないことがある場合にはその窓口にもなり、必要に応じて近隣の専門施設をご案内しています。

高血圧症 血圧が正常よりも上昇した状態です。家庭血圧135/85mmHg以上、診察室血圧140/90mmHg以上持続すれば眼底出血や様々な動脈硬化性疾患を起こします。日本人の約4000万人
糖尿病 血糖値をコントロールするインスリンというホルモンの異常により血糖値が高くなります。持続すれば眼底出血、腎不全、下肢の神経障害、様々な動脈硬化性疾患を起こします。日本人の約900万人
脂質異常症 血液中の悪玉コレステロールや中性脂肪が過剰あるいは善玉コレステロール(高脂血症)が不足した状態です。(LDLコレステロール140mg/dl以上、中性脂肪150mg/dl以上、HDLコレステロール40未満)持続すれば急性心筋梗塞や脳卒中など様々な動脈硬化疾患を起こします。日本人の約3000万人
肥満症 体格指数(BMI;ボディ・マス・インデックス=体重(kg)÷身長(m)の二乗)が25以上を指し、これが30以上だと高度肥満といいます。ただし、同じ肥満症でも内臓に脂肪が溜まる内臓型肥満は動脈硬化性疾患のもとになります。
高尿酸血症 血液中の尿酸値が高い状態で、痛風を起したりします。持続すれば動脈硬化性疾患につながります。
脂肪肝 肝臓の細胞間に脂肪が入り込んだ状態ですが、持続すれば肝炎、肝硬変、肝臓がんへつながります。

当院の取り組み

ステップ 1

ライフスタイル、つまり食事 (飲酒)、運動、喫煙、睡眠やストレスなど生活習慣の見直しを行います。

ステップ 2

ライフスタイルの改善の実施。1〜3ヶ月程度経過を見ていきます。

ステップ 3

改善不十分な場合に薬物介入を行います。

ただし、すでに生活習慣病をお持ちの方の場合には、その程度により薬物治療の追加を最初から加えるなどライフスタイルの見直しと改善を並行して行っていきます。

大事なことは、ライフスタイルは個人個人によって異なりますので、それによって引き起こされる生活習慣病もその程度には個人差があるということです。当院では上記のステップを基本とし、具体的な方針はカスタムメイドな形で対応していきたいと考えています。

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